クレイマーとモラハラの話し

精神的苦痛を与える、日常のクレーマー

クレーマー

まえがき

クレーマーというと、どんな人を想像しますか?
一方的に苦情を言い続ける人がイメージしやすいかもしれません。
しかし実際には、ごく身近にクレーマーは潜んでいるのです。
それが身近な人であればあるほど、こちらへの精神的苦痛は大きくなるので非常に厄介。
今日はそんな、どこにでもいる日常生活のクレーマーについてホンネで語ります。

日常生活のクレーマー

我慢
日常生活のクレーマーには、いろんなパターンの人がいます。

  • 家族に対して、常に文句を言う人。
  • ちょっとした出来事に対して「ちっ!」と舌を鳴らす人。
  • 入ったお店で必ず何かケチをつけている人

そんな人たちのことです。
こちらに向けられた文句でなかったとしても、見かけると非常に不愉快です。
一緒にいるのが嫌になるかもしれません。

文句言いな人

いつも不平不満を言ってる人のことを
関西弁で「文句言い」「いちゃもん言い」といいます。
必ず何かひと言、文句を言わなければ気が済まない人のことです。

本人たちは口癖のように文句を言うのですが、
言われた方は、否定されたと感じ、嫌な気持ちになるのは当然です。
その上、何度も回数が重なっていくと、この人と言葉をかわすのが面倒になっていくでしょう。

親しい間柄であれば
「そういう人だから」「いつものことだから」と許してくれるかもしれません。
「文句言いな人」の大きな勘違いは、誰もがそのように感じて許してくれると思っているところです。

一緒にいる人を不愉快にする

家族 クレーマー

常に不満をいう人と一緒にいると、不愉快になることが増えます。
とにかく聞かされている方は、それだけで気分が悪いし、
場合によっては、とても恥ずかしい思いをするのです。

例えば、一緒に歩いている時、急に誰かに文句を言いだしたらどうでしょう?
他人のフリをしたくなったり、その人を放置して帰りたくなりませんか?
文句を言ったあとに、こちらに笑顔を向けられても、ニセモノの笑顔にしか見えません。
自分の感情を調節できない人と一緒にいても不安なだけです。

食事をするためにお店に入った時、
一緒にいる人が、お店の対応や料理にいちいち文句を言ってたらどうでしょうか。
まるでこちらも同類に思われそうで、恥ずかしいですよね。
来るんじゃなかったと後悔するかもしれません。

こんなふうに、日常的なクレーマーは一緒にいる人を不愉快にするのです。

家族だったら最悪

モラハラ
もし家族に日常的にことにクレームばかり言う人がいたら最悪です。

  • 家族の誰がが作った食事
  • 掃除の仕方
  • 教育
  • お互いの交流関係
  • 持ち物

文句を言うひとは、どこまでも言います。
これはもうクレーマーを通り越してモラハラですね。
特に女性は、夫や思春期の子供から、日常的に文句を言われ続けている場合があります。
家族から精神的苦痛うけている人は、とても多いはずです。
クレーマー化している自覚がない家族は、他のクレーマーよりたちが悪いものです。

家庭内のことだからと見逃されがちですが、
家族だからといって、何にでも文句を言っていいわけではありません。

日常クレーマーの心理

承認欲求

常に不満を言う人(クレーマー)の心理は、人に認められたいという承認欲求です。
その証拠に、誰かが一緒に居る時に限って、その人に聞こえるように文句を言っているはずです。(一人の時でも、同じように言ってるかもしれませんが)
こちらはいい迷惑ですよね。

クレーマーの心を改善するには、承認欲求を満たしてあげるのがよいと言われています。
家族や大切なひとであるなら、普段の生活での彼らの話をしっかりと聞いて、共感することも効果的かもしれません。

ただ、相手によっては、そこまで協力する必要があるかは疑問です。

「文句言い」と出会ったときの対応

「あんた、めっちゃ文句言いやなぁ。」これは関西弁の便利な言葉です。
相手にそう言うことで、ズバッと指摘することができます。
しかし、決して許しているわけでなく、例えるなら注意喚起。
それで、その人が何かに気づいて行動を改めたならいいでしょう。
多くの場合は、「自分のことをよくわかってくれる人」と勘違いするようです。
それでも、言えるだけマシなのです。

一般的には、そうもいかないですよね。本当に困ります。
もし、本人に現実を伝えたいけど言えないなら、こう考えてください。

一緒に居る必要はありません。スパッとつきあいを辞めましょう

それは極端すぎると感じる人は、

  • そのまま我慢する。
  • 相手の承認欲求を満たすために協力する。

このどちらかになってしまいます。
人の承認欲求を満たすことより、自分の心の健康を大切にしましょう。

あとがき

今回は日常的に何にでも文句をいう人のことを、クレーマーとしてお話ししました。
日常的に不平不満を近くで言われると、一緒にいる人は苦痛になります。
クレーマーに必要なのは承認欲求を満たすことです。
話をよく聞いてあけるなど、協力すると状況はマシになるかもしれません。
しかし、家族でもない限りは、関わらないのが一番の対策ではないでしょうか。

haruka_moon著